オーガニックコスメはなぜ肌に合わない人がいるのか?
この記事では当ブログ運営者がオーガニック歴25年でオーガニック商品の販売や講義などを行なっている経営者の方をお招きして「オーガニックコスメ」について書いていきたいと思います。
オーガニックコスメと聞くと「肌に優しいコスメ・・・」とイメージを抱く方が多く
肌トラブルがある方、肌疾患のある方からお問い合わせを頂くことが多くあります。
では実際、現在日本で発売されているオーガニックコスメはどうなんでしょうか?
そもそも、オーガニックコスメ・・という言葉は
そもそもオーガニックコスメという言葉は「人と地球に優しいオーガニックライフを提案する」という目的で設立された環境NGOアイシスガイアネットという団体が2001年に発売した単行本のタイトルとして誕生した言葉です。
「衣・食・住」のあり方に意識的になり、地球環境を少しでも改善していきたいという思いが詰まった単行本です。
ところが現在では
「オーガニックコスメ」という言葉が先行してしまい、日本にしっかりとした定義、国の認める認証マークがない中で、今では非常に曖昧な言葉となって世の中に広まってしまいました。
日本オーガニックコスメ協会が定義するオーガニックコスメの基準は
- 配合成分が素肌に負担をかけず100%天然で作られたもの
- 環境汚染のないもの
- 使用する植物は認証の有無を問わず農薬、化学肥料を使わずに栽培されたもの
・・・とされています。
現在、様々なオーガニックコスメが販売されていますが
まずは消費者の私たちが「知識を持って商品を選択すること」が必要な時代になっています。
メーカーから続々と発売されるオーガニック商品
海外の認証マークが付いているから安心!とかオール国産原料!とか
ナチュラル!とか、ボタニカル!とか
言い回しを色々変えたりパッケージデザインをオシャレにしたり
消費者の私たちの購買意識をくすぐってきます。
オーガニックとは本来「有機的つながり」「生命の源」という意味があり
オーガニックコスメも生命の源である「土」「植物」と自然界の中で循環し作られたもののみ(有機)を使い商品になっているものを指し、人工的、化学的方法で作り出されたものが入っているものは例え認証マークが付いているものを使用していても少しでも化学的なものが添加されていれば「オーガニック」とは言えない・・・
そんな気がします。
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